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こども支援プロジェクトOMODOCの動向記録と奮闘日誌です。
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(7/10 取材班の活動:前編の続き)

ヤマザキ先生と合流後、
宮城県立美術館にて斎正弘さんとの会談が始まりました。

前述載せた通り、我々は【葛藤】を持ち込んでいたので、
こども達と関わりの多い人なら、その答えを知っているのではと思ったのです。

ですが、そこでも我々は葛藤を抱え込む事になったのです。
斎さんもまた同じような問題定義を私達に投げかけました。
それは「ふれあい(コミュニケーション)の取り方」です。

「ふれあいをとることで話し合う」事に悩んでいた矢先でした。
その「ふれあいの取り方」も我々は不十分だったのです。
「どうすればこども達は喜んでくれるのか」、「こうすれば深く残ってくれるだろう」、
と一方的な想いが走っていたので、気持ちを受け取る側の想いを考え損ねていたのです。


こうしてその日の取材を終えて、我々は帰路へと立ったのです。
宿に帰って早々、生徒達は集まって相談をはじめました。
とにかく話し合わずにはいられなかったのです。

次いで出てくるのは、取材に来る前までの想い。
しかし「もっと違う」と生まれてくる『思いやりの意味』。
日を跨いでも話はつきませんでした。
そして我々は取材に来る前の企画を、また一から作り直してみる事に決めたのです。

昨日とは違う気持ちを抱えて、次の日の懇談会で何を思うのか。
一体何が生まれるのだろう...と、期待と不安を抱えながら解散しました。

次の日7/11に続きます。


P.S.
この日も小学校(荒浜小学校)の取材をしにいきました。
今度は学校内に入れるとあって、みんな記録を取るのに必死でした。
1階廊下の天井を見上げると土と枯れ草が張り付いていたり、
3・4階には非常食と空のペットボトルの跡があったり、必死に生きている跡がありました。
行き場の無い怒りが、その場所に残っていた。
でも黒板に書かれた応援の寄せ書きが『救い』でした。
『がんばろうみんな』

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[omodoc] とは、
女子美術大学メディアアート学科が立ち上げた子供支援アートプロジェクト。
「わたし達も何か出来る筈」、その想いを抱きながら今日も動きます。
ついった〜
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