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こども支援プロジェクトOMODOCの動向記録と奮闘日誌です。
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ついにYou Tubeに公開出来ました。
まだ『その1』しか見れませんが、17日には第二回目のWSで作った
線画をつなげるのでお楽しみに!

『You Tube』
「みんなでつなげるアニメーション いち 」
http://www.youtube.com/watch?v=H3OaWkKbQhY

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今回はアニメーション制作班の一人、ヘンリーが東北へ言った時の感想を載せたいと思います。
ヘンリーは前回の現地取材には参加していなかったので、始めて東北の地を訪れたのです。
それと同時に、OMODOCの中では始めてこども達と『ふれあう』ので、よりWSに必要な要素を知る事が出来る人達でもあったのです。

今回はOMODOCのWSと言うより『万華鏡制作のWS』だったので、
『今後どのようにして行うのか』
という観察と、WSの実体を知る体験の形でした。



石巻市に入ったとき、「ここは本当に日本なのか」と思いました。
現在はずいぶ ん瓦礫が片付いたとの事ですが、海側のまちはまだまだ瓦礫が残っていました。
ワークショップ会場である川辺の散歩道『DaDa』では、津波によって駄目になってしまった床も綺麗なフローリングに張替えられ、ワークショップをするのに最 適な空間に仕上がっていました。 5、6日に行った万華鏡ワークショップはワークショップは大盛況でした。
WS中、最初は黙って作業をしていたり、恥ずかしがって何も言わない子供が何人かいました。

ですが、自分の万華鏡が出来上がると、積極的に見せあったり、強張っていた表情が笑顔になっていました。
「子供たちが楽しんでくれた」という実感が湧き、ますます仙台、石巻でのワークショップを沢山行いたいという 気持ちになりました。




以上が彼女が東北の地で感じた出来事です。
我々が知りたいこども達への『対応』を彼女達は多く吸収したようなので、その後の
第二回目の「日本フィルの『四季の巻』」では、彼女達の大活躍な行動で成功を収める事が出来ました。
今後もヘンリー達の情報を頼りに我々は活動を行います。

ヘンリー達の詳しい報告は授業期間内でも発表がありましたが、それを載せたい所ですが今回は割愛します。
現在進行中の大作業が落ち着いたら、また更新出来る時に載せたいと思います。

それでは、次回は(恐らく)東北突入です。


P.S.
昨日は終戦記念日でした。
正午のNHKの放送でも東北の話題があげられていました。
今の東北はある意味で戦争です。
奪われたのは『つながり』、奪ったやつは『自然』。
苦しくて悲しいあの出来事から早5ヶ月が経ちました。
少しずつですが『つながり』は生まれて、色んな人が歩み始めている。
「『つながり』は人を救える」、我々はそう信じています。

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なんと!
我がOMODOCプロジェクトの創設者であるヤマザキミノリ先生からご感想を給わりました!

以前掲載した第二回目WSの記事よりも、より詳らかな情報で感銘しました。
掲載者の私達もこれを機に精進したいと思います。

以下の文が先生のご感想です。



日本フィルハーモニーの3月実施予定だった杉並公会堂イベント「四季の巻」が東日本大震災の影響で、半年ずれ8月13日実施となりました。
当初計画の女子美卒業制作選抜展示は、作品の集荷が困難となり、2階ロビー大ガラスへのカッティングシートの大物デコレーションは、お盆時期で学生スタッフの確保自体がやはり難しく取りやめにして、計画を大幅に縮小せざるをえなくなりました。

杉並アートデザイン表現学科の2年生が制作していた200枚のガラス絵の具によるステンドグラスデコレーションのみの展開となりましたが、結果としてはスタッフ数と施工時間はうまく収まり、好評でした。

公会堂の地下二階グランサロンでのワークショップは、
万華鏡工作WSのみの計画でしたが、6月より相模原メディアアート三年生達と立ち上げた被災地こども支援の「みんなでつなげるアニメーションワークショップ」を加えることが出来、この時期での開催の意味と内容が濃くなったと思います。

万華鏡工作ワークショップも当初用意した100セットは午前中の
二時間で全てはけてしまいました。みんなでつなげるアニメも、用意した120枚の塗り絵用線画が午前中で終わってしまいました。担当の学生が頑張り、公会堂の事務局で急遽120枚刷りまししましたが、それらも3時前には終了してしまうほどの大好評でした。

日本フィルのスタッフにも万華鏡のみならず「
つなげるアニメーションワークショップ」は大好評で、打ち上げでもしっかり賞賛して頂けました。
日フィルも音楽演奏ボランティアを被災地で行っているそうですが
、事前調査や現地の人との結びつきをベースに、アートボランティアを組み立てて行く必要があると言うことや、これからますますアートによる心のケアが求められる事になるとの意見が一致しました。

10月以降、石巻で共同するかもしれない可能性が出てきました。



以上です。
OMODOCの生徒メンバーは参加はしなかったのですが、その後の「四季の巻」の打ち上げでも良い話があったようです!
「結びつき」の重要性は様々な人達に注目されています。
自信を持って今後の活動を精力的に行える様な気がしました。

次回は、前回被災地にてWS活動を行ったメンバーの感想を載せます。


P.S.
もうじき東北出立が近いので他メンバーの焦りが見えてきました。
少しでも作業が潤滑に行える様に、情報は怠らないように気をつけましょう。

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(前回の続き)

手早く食事を済ますと、すでにこども達は扉の前で待っていました。
急いで画材道具の準備をしなければと思ったがすでに全てキレイに揃っており、
他メンバーのヘンリーさん達が頑張ったとの事。
印刷の後直ぐに、準備に取りかかったのです。(本当にありがとう!)

こども達は午前程ではなかったが集まってきて、各々自分の好きな色で白い紙を彩っていきました。
特に有事はなかったので準備をした三人のメンバーは昼食へ、食事をとってない先生方も共に食堂へと向かいました。
その間、他のメンバーがWSを任せられる事になったのですが、
昼食のために抜けた人が来たと同時に、一気に参加者があつまったのです。
受付をしていたメンバーも塗り絵をしているこども達と混ざって一緒に描いたり、オモドくんで遊んだりしてました。

午前中にも思いましたが、『OMODOC』のWSの告知が無かったにも関わらず、こんなに来るものなのかと驚きました。
名簿は一気にこども達の名前で埋まって、用意していた線画もどんどん無くなっていきました。

他メンバーが戻ってきた頃には会場は満員になっていて、午前の様なてんてこ舞いな状況でした。
さっそくWSの仕事に戻って、こども達とおしゃべりをしながら作業を進めました。


閉館時間30分前、我々『OMODOC』のアニメーションWSは線画切れで早めに終わりました。
早く終わってしまった...と余韻が抜けきっていないメンバーは片付けをしながら考えていたようです。

・なんでこんなに早く終わってしまったのか?
・一回目のWSでは結構線画が余ったにもかかわらず、二回目のWSでは線画切れが頻発したのか?
・こんなに人の回りが早かったのか?
それは恐らく『定員制』に関係があるのだと考えられます。
前回のWSでは予約参加となっており、あらかじめ入場制限がしかれていたのです。
しかし今回は自由にいつでも参加出来るような形になっていたので、前回とは違う結果になったのだと思います。
思い出せる限りで、100人以上のこども達が積極的に参加していました。

工程一つ違うだけで結果も大きく変わる事に、OMODOCメンバーは少々戸惑っていました。
当初は前回と同じ要領でWSの準備をしていたのですから、線画切れの事態になれば尚そう思いました。

WSの作業を終わらせると今度は杉並公会堂の窓ガラスに張ったカッティングシートの剥がし作業へ参加。
糊で出来ているので、破いてしまったり引っ付かせてしまったりと、OMODOCメンバーも苦戦しました。
一仕事終えると、ようやくこの日のWSが終わり、それぞれ帰路に着いたのです。


今回のWSで学んだ事で一番大きいのはWSの参加の形だと感じます。
定員制』か『自由』のどちらかに決める事で、用意する線画の量と必要な人数も違います。
参加形態を『定員制』か『自由』にするかで、作業の形も大分違っていくのでこの点については今後メンバーと話し合う必要があると思います。
今回参加したメンバーは承知の事ですが、本当にてんてこ舞いでした。

そして名簿についての事での『予約』もありましたが、『予約』の形をとってしまうとその分規制をしかなければならなくなる状況になってしまうのです。
『予約』して他の場所で自由に行動できる参加者の人を作ってしまうと、直接やって来て待っている参加者の方に迷惑がかかってします。
『予約』は我々にとっても利の良い保険ですが本来避けるべき事だと思いました。

まだまだ話し合う事はあるのですが、今回大きな点で上記のことがあがりました。
次回の17日に集まりがあるみたいなので、より詳しい話をこの日にまとめる予定です。
それでは皆様、本当にお疲れさまでした!


P.S.
この日、メンバーのヘンリーさんがお誕生日を迎えました!
WSが終わってからのお祝いとなりましたが、本当におめでとうございます!

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今日もまた暑く陽射しが強い日でした。
我が大学もようやく夏期休業が始まり、ようやく作業がしやすい環境になりました。
その夏期休業が始まって間もないこの日、
杉並公会堂にて第二回目のWSを開催する事になったのです!

ミーティングから解散後、地下二階へ移動して早速準備を開始。
『OMODOCのWS』はヤマザキ先生が主催する『万華鏡WS』のとなりで、我々はいそいそと机と椅子を整えました。
オモドくんの顔の腕章をつけて(メイちゃん作!今回初の試み!)、部屋の至る所にオモドくんを飾りました。
前回の教訓から今回はマーカースパンコールラメのりを使う事は禁ずる事に。
用意した画材は、クレヨン・クーピー・色鉛筆などでした。
たくさんのこども達が来る事を想定して、線画も多く用意。
残念ながらスキャナーは持ってきてなかったので、今回参加したこども達に出来立てのアニメーションを見せることが叶いませんでした...。

そして開場時間...時間が経つとともに多くのこども達が『万華鏡WS』へとなだれ込み。
とても大盛況で、午前中の『OMODOCのWS』は半ば『万華鏡WS』の参加者の待ち時間に当てられました。(もちろん塗り絵が好きだという子も来ましたが)
オモドくんは相変わらず人気者で、たくさんの人に可愛がられて撫でられてた...。
我々は自分の事のように嬉しく思うと同時に、改めてマスコットの存在の重要性を知りました。


そんな順風満帆に進む様に見えて、実はトラブルもあったのです。
部屋の入り口付近に受付を設置してOMODOCのメンバーが参加者の名簿をとっていたのです。

当初は「どんな年齢層のこども達が参加するのか?」の調査の一環だったのですが、
いつの間にか予約の名簿扱いになっていて、本来する筈の無い予約をする事になってしまったのです。
その後、予想外の事態に一部のメンバーは混乱してました。
何しろ『万華鏡WS』の動向や様子は遠くで見ているだけでほとんど分からなかったのですから、質問をしにきた参加者様を大変待たせる事になったのです。
ので、午前中のこの出来事を教訓に今後は一切予約をとる事を禁止する事になりました。


終始てんてこ舞いで過ぎて行き、あっという間に午前の部は終わりました。
『万華鏡WS』は午前中に終わってしまい、こども達にとても好評価だったのが窺えます。
我々『OMODOC』のアニメーションWSも同じく直ぐに終わる事になりました。
線画のストックは多く用意していたつもりだったのですが、こんなに人が来る事を想定してなかったので、大急ぎでメンバーの子がプリントアウトをしに事務室へ。
『OMODOC』は引き続き午後にも活動する予定だったので、本当に急がなければならなかったのです。
こうして昼食の時間もバラバラになり、我々はローテーションで食事を済ます事になりました。
WS・午後の部の開始時間が間近だったので、もちろん大急ぎで。

(後編へ続く)


P.S.
名簿をとっていて気づいたのですが、こども向けWSに来る人は大体年齢層が決まっているのです。
小学校の低学年〜高学年の間がダントツで、幼稚園生や乳幼児もいました。
我々の『こども』の概念は、自然と『小学生』に定まっているみたいです。
本来、WSはどんな年齢層にも来てほしいものなので、調査も良い教訓になりました。

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グループ名
HN:
おもどっく
性別:
非公開
自己紹介:
[omodoc] とは、
女子美術大学メディアアート学科が立ち上げた子供支援アートプロジェクト。
「わたし達も何か出来る筈」、その想いを抱きながら今日も動きます。
ついった〜
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