忍者ブログ
こども支援プロジェクトOMODOCの動向記録と奮闘日誌です。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【7/10の取材班の活動】

『行動予定表』
06:30 朝市見学 朝食
08:00 荒浜小学校見学 写真活動
10:00 ビーアイの関口玲子さん(ぞうかばさん)と会談
13:00 昼食(みんなでオムライス作る)
14:30 宮城県立美術館 斎正弘さんと会談
18:00 メディアテークにて見学 展示会を回る
19:00 居酒屋にて夕飯
21:00 帰宅


二日目の日。
風があまり通らず、蒸し暑い中寝ていたので、
目覚めはあまり良くありませんでした。


早速私達は朝市へ見学しにいきました。
着いた時、はじめは何かのお祭りかと勘違いしました。
とても賑やかでとても活気があったのを覚えています。

しかし、所々で地震の話や漁業の話が聞こえました。
昨日見た津波の爪痕もそうでしたが、被害は根付くものです。
私達は売られている海産物や特産品を見回りながら、その一時を過ごしました。


その日の午前、同伴していたヤマザキ先生と分かれた後、
「ビーアイ」の『ぞうかば』こと、関口玲子さんの所に訪ねに行きました。
思えば関口さんにお会いしてから、私達の『ボランティア・ワークショップ』の概念は
大きく変わったのです。

これまで「こども達の心の中に長期的に残るものを作り上げる」事を目的としていたのですが、
ふれあい(コミュニケーション)が成り立たないと、質問も話し合いも始まらない。」
と、その人は言ったのです。

現地調査班は、被災地の人々にも取材して質問を試みる役目が本来あったのですが、
何の関連も無い、知り合いですら無い人に、「質問・話し合い」が成り立つのでしょうか?
私達は人の心を簡単に考えていたのでしょう。
当事者でなければ分からない事を、本当に理解出来るのでしょうか?

心の中にいかに何かを残すのか・方法が重要ではなく、
大切なのは『寄り添う気持ち』。

思えば、傲慢もあったのです。
それまでは私達にとってもプラスになるように、思い上がっていた所もあったのです。
しかし、いざ被災地にきてみると現地とのギャップが大きすぎて、『長期的WSの定義』を改めて
「本当にこれでいいのか?」
と、自分たちに問いかけたのです。

結局、その場で答えを出す事は叶いませんでした。

私達は「ビーアイ」で、
関口さんのワークショップを体験して、お昼を御馳走になって、
その場を後にしました。


次の目的地へ向かう中、目的と現実との葛藤に話し合わずにはいられませんでした。
どうしても自分たちの中で変わりつつある物を、その時に保管したかったのです。
でもそんな短い時間で解決する訳がない。
結局、次の目的地で出逢う斎正弘さんとの会談時にもその葛藤は続く事になったのです。

(後半へ続く)

拍手[0回]

PR
前の掲載にも予告していたアートワークショップがついに開催しました!
(HPに今後レポートとしてアップする予定です)

がんばろう日本!東北おうえんワークショップ

みんなでつなげる


先生方は今回は『メンバーの一人』という立場なので、生徒が率先して動かなければならない...。
我が【OMODOC】初の企画となるので、みんな緊張しながら此の日を迎えました...。
WS進行役・司会のちょめさん、本当にお疲れさまでした!
アニメーションの制作のヘンリーさん、わんこさん、ラチさんも大忙しで作り上げて...、
部屋の様子、来訪者様達の様子にも気遣っていた他のメンバーの皆も...、
二日間は祭の後の様に、あっと言う間に終わってしまいました。

企画設立当時は
『こども達とどう接したらいいのか...』、
『ほんとうにこれで大丈夫なのか...』、
『飽きが来たらどう対処すればいいのか...』。
最後まで悩んだ所もありましたが、
多くの人達に支えられ、絵を描くのが楽しいと感じ、皆で作った物を見たのは
とても有意義な時間を我々も過ごせました。

今回は取材で記者の吉本さんがいらっしゃいました。
WSの撮影やその後の質問にも、
メンバー達は緊張していたのですが、案外スラスラと答えられました。
(WS後ともあり緊張がほぐれたのかもしれません。)


完成したアニメーションは数十秒の短い物でしたが、
一瞬一瞬が見逃せなくて、味わい深くて、
【みんなで作って完成した物】を手に取ってみて、
『みんなでやれば、できる』という明確な答えを見つけた気がしました。

今回の経験を元に、我ら【OMODOC】は今後の活動もより良くする為、日々精進する次第です!
これからの【OMODOC】と東北の状況に注目して下さい!
(レポートと同じくアニメーションも今後、You TubeやHPにアップする予定です。)
次回は反省会と、これからの活動予定です。


P.S.
メイちゃん制作の【オモドくん人形(?才)】は、WSで人気者でした!
もっとオモドくんが沢山の人に愛されますように...。

拍手[3回]

しばらく更新してなかったので、載せたい事が山ほど...。
でも出来たら少しずつ...。

今見て分かると思いますが、改装しました!
長かった...長かった、omodocオリジナル...!!
そしてweb班は本格的にホームページ作成へ完全移行します!



【数日の出来事】
なんと神奈川新聞社様から取材していただけることになりそうです!
OMODOCはだんだん社会的に注目されつつあります。
この勢いに乗ってワークショップも軌道に乗りますように...。

ワークショップのビラ配りから始まり、
参加社の希望もスゴい勢いで増えているので、定員人数以上も検討してます。
楽しい事で繋がりをもてるのって素敵ですね...。


助成金の申請に思った以上に苦戦してます。
どのようにすれば伝わりやすくなるのか。
OMODOCの見所になる故、注意深く見直して、先生方と相談して、
何度も何度も書き直してます。
助成金申請班は文章と格闘中です。

アニメーション班は制作も準備も着々と進んでいます。
順調で安心します。
先生方も他のお仕事や出張でお忙しいようですが、度々様子を見に来て下さるので、
生徒の私達も本当に安心します。
叱咤激励のアドバイスを受けつつ、開催間近のWSに向けて漸進します!

WEB班は言わずもがな...ホームページ制作と格闘中。
主にデザイン制作に精を出してます。
OMODOCの顔・玄関ですから...。 今週末までには、どうにか完成させたいです。

p.s.
明日こそ取材旅行のレポートを入稿します。

拍手[3回]

『今日の成果』
今回は助成金の議論とWSの内容の確認についてです。
金曜に話し合おうとした助成金を、メンバー全員で話し合う事になりました。
助成金の申請の対象者が、
1、被災者の心身のケアに繋がるのか?
2、被災地に関連したテーマなのか? など...

選考ポイントが、
1、 地域再生の契機となることが期待されるものか?
2、本当に実現の可能性が高いものか?

ということで、再度わたし達はWSを見直す事になりました。
(見直すのはあくまで、内容その物というより作業の流れでしたが)

改めて考えてみると、
『これが本当に被災地域の人達の自立発起となるのか?』
『これで本当にいいのだろうか?』 ...と、疑ってしまいました。
『このやり方は気持ちの一方通行で、交わし合った訳では無い』
...と、他にも様々な指摘や異見が。

多数に応募してみて、今後の動きを見る事にまとまりました。


P.S.
ワークショップ第一弾の予告です!

kikaku_2.jpg

拍手[5回]

わたし達がいつも通り、ワークショップの作業を進めていると
タウンニュース社の斉藤明さんが取材に来ました。
先日、タウンニュース社にWSの告知以来をした所、わたし達の活動を取材したいとの返答が来たのです!
その連絡が来た際はみんな驚きました!

斉藤さんが代表者の生徒と話をしている中、皆はいつも以上に緊張したり、ワクワクしたり...。
何せ...取材して回っていたわたし達が今度は取材される側になったので...。
いつも通りに過ごすのってとても難しいですね...。

主に話した内容は私たちの活動目的と、今後の動向などでした。
取材はわたし達の今の状況確認もできたので、とても良い機会でした。

わたし達の事がもっと色んな人達に広まれば、被災地に目を向けてくれるのかな...。
ココの所、ニュースで被災地の話が少なくなりつつあるので、
もっと復興が進む為にも忘れ去られてほしくない...、そう願うばかりです。


『WEB制作班の成果』
土台が粗方完成したので、ただいまデザイン作りの工程に移っています。
ブログのデザインも近いうちに完成しそうなのでもうしばらくお待ちください!

『アニメーション制作班の成果』
アニメーションのモーションを木曜日に撮ったので、
今日は作業の空いているメンバーに線画の制作を任せました。
40秒ほどの短いものですが、時間に対して描く量がハンパ無く多いのがアニメーション。
注意事項と振り分けの後、それぞれの作業に集中してました...。



P.S.
...重大情報です!
OMODOCのワークショップ、第一弾の企画が成立しました!
そしてその企画の為のチラシの配布が開始しました!
アニメーションを東北のこども達と共同制作する企画で、われらの初めての試みになります。


がんばろう日本!東北おうえんワークショップ

みんなでつなげる

8月1日(月)8月2日(火)14:00〜16:00

このワークショップは、女子美術大学の学生18名による、アートでの子ども支援を企画しているプロジェクトチーム「OMODOC(おもどっく)」が企画し た、関東と東北の子ども達をつなげる東北応援ワークショップです。それぞれの会場で、みんなで自由に色を塗った絵をつなげていき、世界に一つだけのアニ メーションをつくりましょう!

会場:女子美術大学 10号館 1011スタジオ
対象:5〜12歳程度(保護者の方も是非ご参加ください)
募集人数:30人前後
参加費:無料
申し込み:予約制
締め切り:7月31日(日)



申し込み&お問い合わせはコチラから!

↓ ↓

アートによる子ども支援プロジェクトチーム「OMODOC (おもどっく)」

  電話 :042-778-6832(メディアアート学科研究室、木村まで)
メール:aac.omodoc.gmail.com 

※電話の場合は、月〜金(9:00〜18:00)のみ対応可


上記の内容を予定しています。
近くにお住まいの方は是非お立ち寄り下さい!
沢山のご応募お待ちしております!


次回は被災地の取材二日目の7/10の出来事について載せます。

拍手[1回]

グループ名
HN:
おもどっく
性別:
非公開
自己紹介:
[omodoc] とは、
女子美術大学メディアアート学科が立ち上げた子供支援アートプロジェクト。
「わたし達も何か出来る筈」、その想いを抱きながら今日も動きます。
ついった〜
Twitter ブログパーツ
前のページ   次のページ

忍者ブログ [PR]